Tweet 更新:2018年4月16日 仕事と子育ての両立は難しい?再就職は?育児をしながら働くために必要なこと 仕事と家庭の両立はとても大変ですよね。小さな子どもがいる女性は、特に仕事と家事や子育ての力配分に苦労している方もいるのではないでしょうか。そこで、今回は育児も仕事も頑張っている人向けに、両立のコツをご紹介します。 1.仕事と子育ての両立の大変さ 共働き世帯が多くなっている昨今、仕事と子育ての両立は社会全体の大きな課題になってきています。それでは具体的にどんな時に、仕事と子育ての両立が難しくなってしまうのでしょうか。ケース別にご紹介します。 1-1朝の準備 子どもが幼稚園・保育所から小学生までの間は、ドタバタした朝を迎える家庭も多いのではないでしょうか。まず子どもを起こし、服を着させ、朝食を作って食べさせて、ゴミを出して、学校に送らなければいけないこともあるでしょう。一方、自分の支度や会社の始業時間やその日のタスクも気にしないといけません。このような状況が連日続くと、朝から疲れ切ってしまう人もいるかもしれません。 1-2夕食の準備 仕事が終わると、まず気になるのが溜まった家事や夕食の準備です。特に正社員などフルタイムで働いている女性は、なかなかゆっくりできる時間が取りにくい方もいるのではないでしょうか。 保育園に子どもを預けているのであれば、急いで迎えに行かなければならない日もありますし、夕食の買い物もしないといけない日もあるでしょう。 1-3子どもの体調不良 小さな子どもは体調を崩しやすい傾向があります。幼稚園や学校で体調を崩した時は大変です。職場や携帯電話に連絡が入り、状況によってはすぐに迎えて病院に連れて行かないといけないこともあるでしょう。 最近は子育てに理解のある職場も増えていますが、重要なプロジェクトの佳境だったり、ギリギリの人数で仕事を回している会社もあります。そんな状況で、連続してそんな日が続いてしまうと、どうしても上司や職場の顔色が気になってしまう人もいるのではないでしょうか。 1-4休日にイベントが入ることも 仕事がない日も、子育て中の女性は休めないことがあります。掃除や洗濯など平日にできなかった家事をやることもありますし、PTAの行事や授業参観などで子どもの学校などに出向かないといけないケースもあります。 愛する家族や子どものためとはいえ、みんなが休んでいる日にゆっくり出来ないと感じてしまったら、少し疲れてしまうこともあるでしょう。 2.育児をしながらでも働くことはできる! これまで育児と仕事の両立の難しさを挙げてきました。しかし、だからといってどちらかを諦めてしまいたくはないと思う方も多いのではないでしょうか。実際、仕事と子育てを上手にやりくりしている主婦の方もいるのです。 2-1パートで働く 育児と仕事を両立するポイントの一つに、働き方を「パートタイム」にすることがあります。 正社員と比べて時間的な制約が緩く、シフトを組みやすいパートを選ぶ方が多いようです。そうすれば子育ても仕事も、力配分が調整しやすいのではないでしょうか。求人案件に「主婦歓迎!」を打ち出すなど、積極的に主婦を採用する企業もあり、しっかりと探せば自分に合った働き方が出来る可能性もあるでしょう。 2-2ブランクを作らない 子育て中の女性が、自分のキャリアを考えたときに気になることの一つに「ブランク」があります。子どもが成長してそろそろ働きだそうとしたときに、仕事をしていない期間があると、企業に採用されにくくなってしまうケースがあるのです。 そんなときにパートとして働くことで、ブランク期間を短くして、再び正社員で働き出す時の環境をよくする狙いがあります。 3.仕事と子育てを両立させるには? 仕事と子育ても頑張っている女性たちは、どのように両立させているのでしょうか。家事別に具体的に紹介していきます。 3-1料理 特に時間がかかる家事として料理を挙げる方も多いのではないでしょうか。朝食や夕食、弁当のほか、前日から仕込んでおかなければいけないこともあります。 料理のみならず、家事の負担を軽くする方法の一つに「まとめてする」があります。例えば、サラダを作る際に毎回野菜を切るのではなく、一晩でまとめて切って大きめのタッパーの中に貯めておくとか、塩漬けにしてこまめに出すなど、前もって献立や味付けを考えておいて、その準備を済ませておくと、すぐにご飯を作ることができます。 また、買い物も週に1、2度と回数を抑えることができ、毎日の負担を軽くすることができます。 3-2掃除 掃除も比較的手間がかかる家事の一つです。掃除は料理と違い、毎日やる必要はありませんが、なるべく綺麗な環境で生活したいと思う人もいるのではないでしょうか。 そんな方におすすめなのが、「毎日ちょっとずつ掃除する」ことです。料理とは反対で掃除の場合、まとめてすると、あれもこれもとどうしても大がかりになってしまうケースがあるのです。 例えば、トイレに行ったついでに便座を掃除したり、洗顔した時に洗面台や鏡を掃除したり、お風呂の栓を抜いたついでに浴槽を磨くなど、日々の活動+αを加えることで、いつもキレイな状態を保ち、大掃除する必要をなくしてしまうのです。 3-3洗濯 洗濯は「良い洗濯機を買う」ことが省力化に直結します。乾燥機能が付いていれば、毎回重い洗濯物を持ち運ぶ必要がなくなりますし、タオルなどがふわふわに仕上がるので一石二鳥です。ただ、毎日乾燥機を回していると電気代が気になります。そこで普段は部屋干し+エアコンの除菌機能も利用すれば、夜に干せば朝には乾いており、部屋干し特有のカビ臭さがないので、効率的に洗濯することが可能です。 3-4 50~60%を心掛けよう 子育てと仕事を両立するのに心掛けてほしいのは、1つ1つの家事に力を注ぎすぎないようにすることです。ある意味、家事という作業は終わりがありませんので、完璧を求めすぎると疲れてしまいます。やるべきことに優先順位を付け、順位の低いことは、出来るときにやるという姿勢が気持ちよく毎日を過ごせるでしょう。 4.子どもがいる主婦に人気のパートは? 子育てと仕事を両立している主婦の人は、いったいどんなパートをしているのでしょうか。具体的な例をご紹介します。 4-1スーパー・コンビニの販売員 子育てと仕事を両立している主婦の人は、スーパーやコンビニなどで働いている人もいます。スーパーやコンビニは基本的にシフト勤務なので、子どもが幼稚園や学校に行っている間のみ働ける環境の会社が多く、主婦との相性が良いようです。 規模の大きなスーパーであれば、従業員数が多く、学生のアルバイトや自分と同じような子供をもつ主婦のパートがたくさんいます。子供が突然体調を崩した場合にも、シフト交換をして休むことができます。 4-2調理補助 主婦の場合には調理補助のパートもおすすめです。飲食店や弁当店の他に、スーパーの惣菜部門でも、子育て中の主婦の人たちが多く働いています。子育て中の主婦が多い職場では、子育て中の状況に関する理解も深く、子供が体調を崩したときに休みを取りやすいです。 同じ子育て中の主婦の同僚と仲良くなれば、子育ての悩みを相談し合うこともできるでしょう。 4-3事務職 事務職のパートも子育て中の主婦に人気があります。朝の出勤時間は正社員の人と同じで、終業時間が2、3時間早いケースが多いです。 子供を幼稚園や学校に送り出した後に出かけて、午後の早い時間に帰宅できます。事務職の多くは休日がカレンダー通りであるため、子供の幼稚園や学校が休みの日は家にいられるでしょう。ただ、事務職は子育て中の主婦以外の求職者からも人気が高いため競争率が高い傾向にあります。 4-4軽作業 軽作業のパートをしている子育て中の主婦も多いです。主に商品の仕分け作業や検品、梱包などを行います。パートやアルバイトとして働く人が多い職種であるため、同じ子育て中の主婦も多いです。未経験でもできる内容の仕事が多く、事務職と違って競争率も高くありません。ただ、立ち仕事が中心でやや体力が必要な仕事でもあります。 他に清掃の仕事も競争率が低めで、比較的簡単な仕事です。女性が多く、子育て中の主婦の人もそれなりに多く働いています。子供が幼稚園のうちは内職をして、小学校に上がってからパートを始める人もいます。 5.まとめ 育児をしながらの仕事は大変で、常に忙しいでしょう。しかし、パートなら仕事と育児の両立している主婦が多いです。家事もあまり完璧を求めず、ちょっとした工夫を凝らすと楽になることもあります。