Tweet 500人アンケート みんなのホンネ 16扶養控除が変わる!主婦のパート収入は月いくらまで? 3月〜4月は求人件数が最も多く、またパートを始める主婦の方も最も多い時期です。 ただし、今年働き始める方は仕事選びも要注意! 今までは130万円の壁と言われていましたが、2016年10月より、社会保険に関わる扶養控除が変更となります。扶養範囲内で働くこと考えている場合には収入の上限金額が変わるため考慮が必要です。 パートを行う主婦500人に制度改正について意見を伺いしました。 3月〜4月は求人件数が最も多く、またパートを始める主婦の方も最も多い時期です。 ただし、今年働き始める方は仕事選びも要注意! 今までは130万円の壁と言われていましたが、2016年10月より、社会保険に関わる扶養控除が変更となります。扶養範囲内で働くこと考えている場合には収入の上限金額が変わるため考慮が必要です。 パートを行う主婦500人に制度改正について意見を伺いしました。 【Q1】現在のパート勤務先は扶養範囲に収まるように決めましたか? 扶養範囲内 76.2% 扶養範囲を越える予定 21.3% その他 2.5% 【Q2】社会保険の扶養範囲を越えず、扶養範囲内で働く理由は? 【Q3】社会保険の制度が2016年10月から変更される予定であるということを知っていましたか? 既に知っていた 41.7% 知らなかった 58.3% 【Q4】2016年10月の制度改定を受けて、制度改定後はどの雇用形態で働きたいと思いますか? パート(扶養範囲内) 57.1% パート(扶養範囲超) 23.2% 正社員 7.4% 専業主婦 5.7% 派遣社員(扶養範囲超) 1.9% 派遣社員(扶養範囲内) 1.4% 契約社員 1.2% 個人事業主 1.0% その他 1.0% チェックポイント▶ 2016年10月以降の社会保険等パートの働き方に関わる制度の改訂への賛否についてどのように思いますか? 31歳 賛成 厚生年金に加入できることで、多少の安心感を得れると思うので。また、配偶者の扶養から外れることで、パートでも年収を気にせず働けるので。手取りはこれまでよりも少なくなるかもしれないけれど、厚生年金に加入できるのは大きな魅力。 35歳 反対 長い時間働くことができない人にとって、あまりいいとは思えないから。 39歳 反対 今でも扶養制度内におさえながら働くのは大変なのに、社会的な整備が何もととのってない状態で制度だけ厳しくされてより働かないといけない環境にされても、働く環境が整っていない人はどうすればいいのかと思ってしまう。 40歳 賛成 今の保険制度は不公平なので改正は賛成。しかしパートタイマーへの保育支援をもっと充実させることが必要だと思う。 41歳 反対 パートで働きたいと思っている人だけでは無い。仕方なくパートという雇用形態をとっている人に向けて雇用の拡充をはかってから、そういった措置をとってほしい。 41歳 反対 自身の都合でロングや準社員、社員になれるわけでもないので結果として勤務時間の短縮(給料減少)になるだけだと思う。私や同世代のパートは年齢的に社員求人も少なく転職も厳しい。 43歳 反対 求人自体が少なく、正社員で働けない地域などもあるから全国すべて一緒にしないでほしいです。子供をどんどん産まなくなると思う。 44歳 賛成 前々から少ない時間で社会保険がついてくれれば良いなと思っていたから。これからは働き方が自由になる。 44歳 反対 扶養範囲内での働き方が変わるので、職場でフルで受け入れてもらえない場合は、別の職場を探さないといけなくなるので困る。 45歳 反対 改訂されれば働く主婦は増えるかもしれないけれど、正直言って仕事と家事の両立は大変。今は枠があるからパートとして、時間日数を自分向けに調整できるけど、枠がなくなると、口に出さなくてももっと働けって内心思われると思うと辛い。 まとめ 2016年10月より、社会保険に関わる制度が改正されます。改訂後は月収平均およそ88000円(年収約105万円)の範囲であれば世帯主の社会保険の扶養範囲に収まります。また、社会保険に加入した上で手取りを増やすには、現在160万円がボーダーとなっていますが、10月の改定後には125万〜130万程度に引き下がる見込みとなっています。 また、2017年には配偶者控除の撤廃の動きも出ているため、収入・時間面で仕事の調整をしている場合にはこうした動きに敏感に反応していく必要があります。パート面接の際にもこのような面に配慮してもらえるか事前の確認を行うことで長く気持ちよく働くことができるでしょう。 *<社会保険の制度改変概要>2016年10月から、パートタイマーのうち一定の要件を満たす方を対象に、社会保険への適用が拡大されます。以下の5項目をすべて満たすと、パートタイマーでも社会保険(健康保険・厚生年金)に加入することになります。 【2016年10月施行予定の社会保険適用対象】 1.学生ではない 2.年収約106万円以上である 3.勤務時間が週20時間以上である 4.勤務期間が1年以上の見込みである 5.勤務先企業の従業員が501人以上である * 配偶者控除の廃止についてはまだ結論が出ていません。詳しい情報は関係省庁のHP等でご確認下さい。 2016年10月より、社会保険に関わる制度が改正されます。改訂後は月収平均およそ88000円(年収約105万円)の範囲であれば世帯主の社会保険の扶養範囲に収まります。また、社会保険に加入した上で手取りを増やすには、現在160万円がボーダーとなっていますが、10月の改定後には125万〜130万程度に引き下がる見込みとなっています。 また、2017年には配偶者控除の撤廃の動きも出ているため、収入・時間面で仕事の調整をしている場合にはこうした動きに敏感に反応していく必要があります。パート面接の際にもこのような面に配慮してもらえるか事前の確認を行うことで長く気持ちよく働くことができるでしょう。 【調査概要】 調査名 :あなたご自身に関するアンケート調査対象:提携リサーチ会社保有のアンケート会員調査期間:2016年03月14日~03月21日 調査方法:インターネット調査サンプル数:500件調査地域:全国