履歴書の書き方対策バイト編｜本人希望記入欄や志望動機の書き方
バイトの履歴書の書き方対策！写真・学歴欄はどう書く？基本的なマナーを解説
バイトに応募すると、ほとんどのケースで履歴書の提出が求められます。
履歴書は応募者の基本情報を把握するための正式な書類であるため、マナーやポイントを押さえて正しく書くことが重要です。
また志望動機や自己PRなど、採用担当者が重視している項目もあります。
そこで今回はバイトの履歴書の基本マナーやポイント、購入場所や志望動機の書き方など、さまざまなポイントから履歴書の書き方を解説します。
面接だけでなく履歴書からも評価が得られるよう、マナーやポイントをしっかりと押さえましょう。
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バイトの履歴書の基本マナー・ポイント
履歴書は採用を左右する重要な書類です。
そのため履歴書を書く際は、以下マナーを押さえましょう。
・黒色のボールペンを使用
・シャープペンシルや鉛筆、消えるボールペンやマーカーはNG
・修正液や修正テープは使用せず、書き間違えたら新しい用紙に書き直す
・事実と異なること、誇張した内容は書かない
【履歴書作成は手書き？パソコン？】
指定がない限り、履歴書は手書きとパソコンどちらで作成しても問題ありません。
手書きは誠意や意欲が伝わる点が、パソコンは効率的に作成できる点がメリットです。
なかには手書きを好む応募先もあるため、指定がなく迷った際は手書きでの作成がおすすめといえます。
反対に、事務系やPCを扱うバイトであれば、スキルアピールのためにあえてパソコンで履歴書を作成するのも1つのアピール方法です。
【履歴書のコピーや使い回しはOK？】
履歴書のコピーはNGです。
履歴書は応募先につき1枚作成することが基本であるため、一度に複数応募している場合でも応募先ごとに新規作成するようにしましょう。
また、別の応募で使用した履歴書を使い回すこともマナー違反です。
コピーや使い回しがバレてしまうと、意欲が低い応募者とみなされてマイナス評価になってしまう恐れがあるため要注意です。
バイトの履歴書はどこで買う？履歴書の基本
履歴書は、コンビニやスーパー、100円均一ショップや文房店などで購入できます。
すぐに入手したい場合にはコンビニ、できる限り出費を抑えたい場合は100円ショップなど、目的に合わせて購入先を選んでみてください。
またネットでは履歴書のテンプレートがダウンロードできるため、そちらを利用すれば印刷代だけで履歴書を入手できます。
【履歴書のサイズ】
履歴書のサイズは、主にA4とB5の2種類です。
応募先から指定がない限り、どちらのサイズでも問題ありません。
A4サイズは記入スペースが広いため、アピールしたい内容が多い場合におすすめです。
一方、B5サイズは記入スペースが少ないため、書く内容が少なくとも空白が目立たない点が特徴です。
バイトの履歴書にはB5サイズが選ばれることが多いですが、用途に合わせて適切なサイズを選んでみてください。
【バイトの履歴書に封筒やクリアファイルは必要？】
郵送の場合は封筒も、直接提出する場合もクリアファイルは必要です。
クリアファイルは履歴書の郵送・持ち運び時に折れてしまうのを防ぐために使用します。
そして封筒は、白無地の角形A4号または角形2号を選びましょう。
封筒の表面左下には赤ペンで「履歴書在中」と記入し、そのまま赤ペンで四角い枠で囲みましょう。
なお。
直接提出する場合でも封筒に入れて問題ありませんが、提出する際は封筒から出して渡します。
項目別・バイトの履歴書の書き方
日付は履歴書の記入日ではなく、提出日を記載します。
そのため直接提出する場合は面接日を、郵送する場合は投函日を記入しましょう。
【②氏名・住所・印鑑】
氏名は姓と名の間を1文字分空け、大きめの字で記入します。
住所は都道府県から建物名まで、省略することなく記載しましょう。
ふりがなは「ふりがな」と記載されていれば平仮名で、「フリガナ」と記載されていればカタカナで書いてください。
そして名前の横に印鑑がある場合は、にじみやかすれがないようにしっかりと押印します。
【③写真】
写真のサイズは縦40mm×横30mm、３か月以内に撮影したものを使用することがマナーです。
写真は剥がれてしまった時に備えて、裏面に氏名を記入してから貼り付けましょう。
【④電話番号・メールアドレス】
採用連絡などは履歴書に記載のある連絡先にするため、確実に連絡がつく電話番号とメールアドレスを記入します。
書き間違えてしまうと連絡がつかなくなってしまう恐れがあるため、ミスなく記載してください。
【⑤上記以外連絡先・緊急連絡先】
上記以外に連絡先がなければ「同上」と記載します。
基本的に住所欄は住民票の住所を書くため、住民票を移していない場合は現住所を上記以外連絡先の住所欄に記載しましょう。
高校生や大学生は、緊急連絡先として保護者の電話番号を書くことをおすすめします。
【⑥学歴・職歴】
下記は、学歴と職歴の記入例です。
学歴
平成○年 3 ○○市立○○中学校 卒業
令和○年 4 私立○○高等学校 普通科 入学
令和○年 7 私立○○高等学校 普通科 在学中
職歴
令和○年 5 カフェ「○○」アルバイト 入社
令和○年 12 カフェ「○○」アルバイト 退職
以上
学歴と職歴は同じ欄にありますが、それぞれ見出しを立てて分けて記載します。
学校名や職場名は省略せずに、正式名称で書きましょう。
初めてのバイト応募で過去に職歴がない場合、職歴欄は「なし」と記載します
【⑦免許・資格】
保有している免許・資格があれば、取得日と合わせて記載します。
運転免許をお持ちの方は最初に運転免許を記入し、それ以降は取得順に記載しましょう。
バイトに直接関係のない資格・免許でも、記載することがおすすめです。
【⑧本人希望欄】
シフトや勤務地の希望があれば、本人希望欄に記入してください。
特に書くことがない場合、空欄にせずに「貴社の規定に従います」と記入します。
よくある質問
- 「バイト面接に履歴書はいらないと言われました。本当に履歴書なしで面接に行って大丈夫ですか？」
- そもそも、履歴書の提出に法的な義務はありません。
そのため、応募時点では履歴書が不要など、面接で履歴書の提出を求めないケースもみられます。
また、自社独自の履歴書やエントリーシートを用意しており、面接の際に書類を書く場合もあります。
そのようなケースに備えて、履歴書不要でも学歴や職歴、免許・資格など履歴書に書く内容をメモして持参することがおすすめです。 - 「高校生ですが、履歴書の保護者欄は必ず書かなくてはいけませんか？」
- 高校生を含む20歳以下の未成年は、バイトするにあたり保護者の承諾が必要です。
そのため、履歴書の保護者欄は書く必要がある、と考えておいた方がいいでしょう。
これは労働基準法で定められているため、保護者の承諾がない場合は採用を断られてしまうケースもあります。
※成人年齢の引き下げにより、企業によっては18歳・19歳のアルバイト採用に保護者同意を求めない場合も出てきました。
特に高校生の場合は「保護者の同意を求められる」と考えておいた方がいいでしょう。
履歴書によっては保護者欄がないフォーマットのものもありますが、どのみち採用後に保護者同意書の記入を求められます。
面接でも保護者の同意が得られているかを質問されますが、同意を得ていることの信頼性を上げるためにも保護者欄を記入しておくと安心です。
そして、履歴書は正式な書類であることから、保護者欄を自分で書くことは絶対に避けましょう。
-
バイト履歴書の志望動機の書き方とポイント
【志望動機の書き方】
履歴書のスペースにもよりますが、短すぎず長すぎないよう200字程度にまとめましょう。
何を書けばよいかわからないまま、何も書かずに空欄で提出するのはNGです。
志望動機を文章でまとめるのが難しいという場合は、応募した理由を箇条書きで記入するのも1つの方法です。
その際は、箇条書きで応募した理由のみを羅列するのではなく、書き出しと締めくくりは文章でしっかりと記載してください。
志望動機では応募先で働きたい意欲、そして応募先が自分を採用するメリットを伝えることが重要です。
【志望動機作成のポイント】
志望動機を作成するにあたり、「応募先を選んだ理由」「自己PR」を入れ込むことがポイントです。
応募先を選んだ理由は「家が近いから」「時給が良いから」などの条件面である方も多いでしょう。
しかし、条件面だけを理由にしてしまうと意欲の感じられない志望動機になってしまいます。
そのため、以下のようにプラスαで理由を書き加えてみてください。
・家が近い：シフトに入りやすい、続けやすい
・時給が良い：○○のために稼ぎたい
・シフト条件が合う：無理なく続けられる
条件面で応募先を選んだ場合、上記のように付け加えることで採用するメリットがアピールできます。
バイトはできる限り長く続けてくれる人を採用したいため、その点がアピールできる内容を考えてみてください。
そして自己PRは、応募先の仕事内容に合った人柄や適性をアピールしましょう。
たとえば接客業であればコミュニケーション能力や協調性を、事務職であればPCスキルや作業の正確性がアピールできます。
また、経験したことのある業種・職種のバイトに応募する際は、即戦力である点をアピールすると効果的です。
まずは応募先を選んだ理由と自己PRを書き出し、その後200字程度の文章にまとめてみてください。 -
バイト履歴書の自己PRの書き方とポイント
【自己PRの書き方】
自己PRも志望動機と同様に、200字程度を目安に文章を作成しましょう。
文章を考えるのが得意でない、自己PRが苦手という方は、あえて自己PR欄がない履歴書を購入するのも1つの方法です。
ただし、面接では自己PRが聞かれることもあるため、履歴書に書かなかった場合でも自己PRは考えておきましょう。
そして、自己PRは応募した仕事に合った人柄や適性を書くことがポイントです。
たとえば事務系のバイトに応募したにもかかわらず、接客スキルをアピールしてもその人が事務系の仕事に適性があるかがわかりません。
そのため、必ず関連のある内容を考えてください。
【自己PR作成のポイント】
自己PRは、以下のような構成で書くとアピールポイントがわかりやすい自己PRになります。
①得意なこと、活かせるスキル
②①を裏付ける具体的なエピソード
③バイト先でどう活かせるか
最初にPRポイントを述べることで、相手に伝えたい内容が明確な文章になります。
そしてPRポイントだけでは信頼性が薄いため、それを発揮したエピソードや具体的な経験を入れ込むことがポイントです。
加えて、そのPRポイントを応募先の仕事でどう活かせるかまで書けると、採用するメリットや採用後を具体的にイメージできる効果的な自己PRになります。
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