【バイトの探し方マニュアル】バイトがない？見つからない？バイトの始め方とは

まずは、５つのバイトの探し方をご紹介します。

【バイト求人サイト・アプリ】
最も一般的なバイトの探し方が、バイト求人サイトやアプリの活用です。
スマートフォンやPCがあればいつでもアクセスでき、全国の求人が多数掲載されている点が特徴です。
「職種」「時給」「エリア」など希望や条件に合わせた求人が見つけやすいため、効率的にバイトが探せます。
サイトやアプリに登録し、希望条件を保存しておけば条件に合った最新の求人も紹介してもらえ、多くの選択肢を得られます。

【バイト求人雑誌】
駅やコンビニに置いてある無料のバイト求人雑誌も、バイト探しの方法の１つ。
求人雑誌は求人情報だけでなく、働く人のインタビューなど豊富なコンテンツが掲載されている点が特徴です。
サイトやアプリほど情報量は多くありませんが、手軽に求人の情報を得られます。
また自宅近くに置いてある求人雑誌であれば、地元や通いやすい地域の求人が多く載っています。

【貼り紙・チラシ】
店頭や店内に求人の貼り紙を出しているお店も。
なかでも飲食店は、お店のトイレや通路に貼り紙を出しているケースも多く見られます。
気になる・興味があるお店があれば、ぜひ店頭や店内の貼り紙もチェックしてみてください。
貼り紙には詳しい就業条件の記載がない場合もあるため、求人サイトやお店のホームページで詳細をチェックすると安心です。
そして新しくオープンするお店は、近所に求人チラシを配布することもあります。
求人チラシは自宅近くでできるバイトのことが多いため、通いやすさを重視してバイトを探している方はチラシにも着目してみましょう。

【紹介】
友人や知人、家族から紹介してもらうのも１つの方法です。
事前にバイトを探している旨を打ち明けておくと、声がかかるかもしれません。
直接の知り合いからの紹介であれば、職場のリアルな様子や人間関係を知ることができます。
また採用後も頼れる人がいるため、安心して働けるでしょう。

【大学生向け：大学内掲示板】
大学生であれば、大学内の掲示板も活用してみましょう。
家庭教師や地域の求人、オープンキャンパスのサポートや試験監督など、大学生ならではのバイトが紹介されています。
学内バイトであれば、空きコマを活用して働くことも可能です。
学生向けのバイトも多く、かつ大学から紹介されていることから信用性も高く安心して働けます。

ここではバイトの始め方を、５つのステップごとにみていきます。

【ステップ①やりたいバイト・条件を考える】
いきなり求人サイトなどでバイトを探すのではなく、まずはやりたいバイトや時給・通勤時間などの条件を考えることが第1ステップです。
この部分をしっかり考えないことには、いざバイトを始めてもミスマッチが多く、すぐに「辞めたい」と思ってしまう可能性があります。

やりたいバイトや条件は難しく考える必要はありません。
たとえば「人と話すことが好きなので接客がしたい」、接客ができるバイトの中でも「時給1,000円以上」「大学の近く」が良い、といったようにやりたいことや優先すべき条件を考えるだけでOKです。
そのほか、身につけたいスキルや将来就きたい仕事に関連するバイトを軸にするのも一例です。
効率的にバイトを探すためにも、まずは軸を明確にしましょう。

【ステップ②バイトを探す】
やりたいバイトや条件が決まれば、実際にバイトを探します。
最も効率的に探せるのは求人サイトやアプリであるため、まずは選択肢が多い中で探してみることがおすすめです。
たくさん条件がある方は初めから条件を選択しすぎるとマッチする求人数が少なくなってしまうため、譲れない条件を2〜３つに絞って検索することがポイントです。
また自宅近くや地元でバイトしたい、知っているお店でバイトしたいといった場合は、求人雑誌や店頭の貼り紙なども活用してみましょう。

【ステップ③バイトに応募する】
希望・条件に合うバイトが見つかれば、次は応募のステップです。
求人サイトやアプリの場合はWeb応募が一般的であり、必要な項目を入力するだけで簡単に応募が完了します。
基本2〜3日後には応募したバイト先から直接連絡が来るため、そこで面接日程などを調整します。
一方、求人雑誌や店頭貼り紙などのバイトは、電話応募のケースが多い傾向にあります。
電話応募はWeb応募と異なりいきなり直接やりとりするため、その時点で対応がチェックされている可能性があります。
電話応募は必ず営業時間内に電話をかけるようにし、飲食店であれば忙しいランチ・ディナータイムは避けましょう。

【ステップ④面接日程を決める】
電話応募ではかけた時に面接日程を決めることが多いため、あらかじめスケジュール帳やメモを準備しておきましょう。
なかには後日改めて連絡をするケースもあるため、電話番号を控えておくと安心です。
そしてWeb応募は、メールで面接日程を決めるケースが一般的です。
応募先から日程が提示される、または複数日程を提示するよう求められることもあります。
面接日程が決まれば履歴書を用意し、指定の日時に面接を受けにいきます。

【ステップ⑤採用可否の連絡を待つ】
面接が終われば、翌日以降に採用可否の連絡が来ます。
早ければ、面接終了後に採用の旨を伝えられるケースもあります。
もし不採用であってもそのお店とは縁がなかったと割り切って落ち込まず、次のバイト探しを始めましょう。

ここでは、バイト探しのポイントもお伝えします。

【条件は合うか】
「時給」「シフトの融通」「手当」など、バイト先によって条件はさまざまです。
求める条件が多すぎるとなかなかバイトが見つからなくなってしまいますが、譲れない条件を軸に納得できる条件のバイトを探すことが重要です。
たとえどんなに興味のある仕事でも、条件が合わないと続けるのが難しくなってしまいます。
納得した環境で働くためにも、条件面はしっかりと押さえましょう。

【自宅・学校から通いやすいか】
通勤は賃金が発生しないため、効率的に働くには自宅や学校から通いやすいかも重要です。
またバイト先までが遠いと、だんだん通うことに疲れを感じてしまいます。
疲れたバイト後にすぐに家に帰れるように、学校後時間を無駄にせずにすぐに働けるよう、自宅や学校からの通いやすさにも着目してみてください。

【長く続けられそうか】
自分のやりたいことや興味のあること、条件を明確にせず適当にバイトを決めると、ミスマッチからすぐに辞めたいと感じてしまいます。
また、バイト先を転々としている場合には、スキルや経験が身につきません。
さらにバイトを辞めた回数が多いと、採用時にネガティブな印象を持たれてしまうリスクもあります。
そのため、バイト先の仕事内容や雰囲気、条件などさまざまな観点から見て、自分に合った職場であるかを見極めることも重要なポイントです。