バイトの志望動機対策!応募理由・応募先別の例文や作成のポイントなど
バイトの履歴書・面接において、最も重視される項目が志望動機です。
志望動機はバイトする目的・理由を述べる項目ですが、思ったことをそのまま書くものではありません。
採用担当者や面接官に「採用したい」と思ってもらうには、ポイントを押さえて効果的な志望動機を考えることが重要です。
今回はバイトの志望動機対策として、応募理由や応募先別の例文、志望動機作成のポイントなどを詳しくお伝えします。
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バイトの志望動機作成のポイント
バイトの志望動機作成のポイントは、以下内容を入れ込むことです。
・その仕事を選んだ理由
・応募先を選んだ理由
・応募先の仕事に関連する自己PR
志望動機は、応募先で働きたい理由を述べるための項目です。
そもそも応募の理由が不明確では採用につながりません。
応募した理由がないと働く意欲が感じられず、長く働いてくれそうな人材と評価されなくなってしまうため、その仕事を選んだ理由と合わせて、応募先を選んだ理由を明確に伝えましょう。
さらに、合わせて応募先の仕事に関連する自己PRができると採用するメリットがアピールできます。
単に働く意欲があるだけでなく、仕事で活躍してくれる人材であるとより採用したいと思ってもらえるでしょう。
志望動機を作成する際は採用側の立場になり、どんな内容をアピールすると採用したいと思ってもらえるかを考えてみてください。
応募理由別にみるバイトの志望動機例文4選
バイトに応募する理由はさまざまですが、条件面を理由に応募先を選ぶ方も多いでしょう。
条件面を志望動機にすることは問題ありませんが、ただ条件だけを伝えてしまうと意欲の感じられない志望動機になってしまいます。
ここでは応募理由別に、意欲の感じられるバイトの志望動機例文をご紹介します。
例文を参考にして、オリジナルの志望動機を作成しましょう。
【例文①家から近い】
▼例文
家から近いためシフトに入りやすく、長く続けられると考えこの度応募いたしました。
普段からこちらのお店を利用することが多く、いつもスタッフさんの笑顔と楽しく働いている様子を拝見し、ぜひ一緒に仕事がしたいと思っていました。
過去に接客バイトを3年間していたため、その経験を活かして皆さんのように明るく気持ちの良い接客ができるよう努めてまいります。
家から近いことを応募理由にする場合、「シフトに入りやすい」「通いやすい」ことから働き続けられる点をアピールすることがポイントです。
そのほか、可能な範囲で「急なシフト変更にも対応できる」「早朝や深夜のシフトにも入れる」などといった内容も採用側にとってメリットのあるアピールポイントとなります。
【例文②時給が良い】
▼例文
留学費用を貯めるため、時給条件が良いこちらのバイトに応募いたしました。
自分で留学費をまかなえるよう、できる限りシフトに入りたいと思います。
しっかりとお店に貢献できるよう、1日でも早く仕事を覚えて頑張ります。
なぜ時給が良いバイトを選んだか、具体的な理由を伝えることがポイントです。
学生であれば「1人暮らしの生活費を稼ぐため」、主婦であれば「子供の養育費を備えるため」「家計の足しするため」などの理由が挙げられます。
時給が良いバイトを選んだ目的が明確にし、そのために働く意欲があることがアピールすると良いでしょう。
【例文③社会経験を積みたい】
▼例文
就職活動も見据えて、社会経験が積める仕事を探していたところ貴社のコールセンターの求人を見つけ応募いたしました。
コールセンターでは社会に出て必要な言葉遣いやマナーが学べると考えております。
言葉遣いやマナーは、様々な仕事において共通するスキルであるため、貴社でのバイトを通して学び、そして日々の業務の中で活かして参ります。
学生によくみられる応募理由に、社会経験を積みたいといった内容が挙げられます。
バイトといえどいち社会人として働くため、社会に出て必要な基本的なマナーやスキルが身につけられます。
社会経験を積みたい点をアピールすることで、向上心や学ぶ姿勢から働く意欲や熱意が伝わります。
【例文⑤】興味・関心がある
ホテル業界に興味があり、実際の現場で働きたいと思っていたため今回応募いたしました。
小さいころから家族で旅行する機会が多く、さまざまなホテルに泊まってきました。
どのホテルも素晴らしい接客である点で共通しており、その接客を学びたいと興味を持ちました。
貴ホテルは誰もが知る有名ホテルであるため、一流の現場でホテルについて学べるかと存じます。
プロの仕事を間近で感じながら、将来ホテル業界で働くためのスキルを身につけたいと考えています。
仕事に興味関心がある点がアピールできると、意欲・熱意を持って働いてくれるといったポジティブな印象が与えられます。
興味を持ったきっかけを具体的に伝えることで、より高いアピールができるでしょう。
将来その業界で働きたいのであれば、その点も積極的にアピールしてみてください。
応募先別にみるバイト志望動機の例文5選
【例文①飲食店:カフェ・居酒屋・焼肉店など】
▼例文
学校帰りや休日にこちらのカフェを利用することが多く、毎回スタッフさんの明るい接客と美味しいコーヒーやフードに感動していました。
初めてのバイトはこちらのカフェと決めており、今回ちょうど求人が出ていたため応募いたしました。
私もスタッフの皆さんのように、来店されたお客様に気持ちの良い接客ができるよう頑張りたいと思います。
なぜそのお店を選んだのかが具体的に述べられていると好印象です。
ひとくちに飲食店と言っても、お店によって特徴はさまざまです。
そのため、そのお店を選んだ理由が伝えられると良いでしょう。
以前に同じ形態のお店で働いたことがある場合には、その経験も伝えることで即戦力であることがアピールできます。
【例文②:コンビニ・スーパー】
▼例文
以前、コンビニで3年間働いていました。
レジや商品の陳列と基本的な仕事を始め、バイトリーダーとして新人教育に携わったこともあります。
こちらの店舗は自宅からも近く、早朝や深夜のシフトにも入りやすいため応募いたしました。
これまでの経験を活かして、即戦力として働ければと思います。
コンビニやスーパーは、レジ打ちや商品の陳列、お客様対応が中心です。
過去に接客やレジ打ちの経験があれば、積極的にアピールしましょう。
また未経験の場合、作業の正確性やスピード力、コミュニケーション能力など、仕事に関連する強みをアピールすることがポイントです。
【例文③スポーツジム】
▼例文
学生時代にしていた運動部のマネージャーの経験が活かせ、そして自宅から近く通いやすいため今回応募いたしました。
スポーツジムのフロントはお客様がスムーズにジムを利用するためには欠かせず、気持ちよく通ってもらうためにも重要な仕事です。
マネージャーをしていた経験を活かして周囲に気配りをしながら、円滑にフロントが回せるよう努めていきたいと思います。
スポーツジムのバイト求人の多くは、受付など運営をサポートするフロント業務です。
未経験であっても、フロント業務に必要なスキルをアピールすることがポイントです。
また、なぜそのスポーツジムを選んだかも伝えてみてください。
【例文④コールセンター】
▼例文
言葉遣いやお客様対応など、幅広いスキルを身につけたいと思い応募いたしました。
貴社は研修体制も充実しており、未経験でもいち早く仕事を覚えられる環境かと存じます。
コールセンターの業務を通して対応力やマナーを身につけ、お客様の不安や疑問が解消できるよう精進していきたいと思います。
コールセンターは未経験でも採用されやすいバイトの1つです。
コールセンターは電話対応の内容や会社の制度も異なるため、なぜその会社の求人に応募したかも明確に伝えましょう。
【例文⑤塾】
▼例文
現在大学で教育学部に在籍しています。
将来は教員を目指しており、これまでの自分の勉強や受験の経験を踏まえて生徒にアドバイスできればと思います。
こちらの塾は小学生から高校生と生徒の年代の幅も広く、生徒数も多いとうかがっています。
さまざまな生徒と関わり、信頼してもらえる講師になれるよう努めてまいります。
勉強や受験の経験は多くの人にあるため、未経験であってもその点がアピールできると良いでしょう。
合わせて、志望先の塾を選んだ理由も伝えることがポイントです。
よくある質問
- 「行ったことのないカフェのバイトの志望動機作成のコツを教えてください。」
- 行ったことのないカフェのバイトに応募する際は、「人と接することが好き」「コーヒーやカフェの空間が好き」「コーヒーに興味がある」などカフェに共通する理由を志望動機にしてみましょう。
そしてカフェならどこでも良いとして志望した場合でも、そのお店を選んだ理由を考えることがポイントです。
「自宅から近い」「時給が良い」など、条件面で決めた場合には働く意欲やバイトを長く続ける意思をアピールしてみてください。 - 「バイトのに応募するため履歴書を購入しましたが、志望動機欄がありませんでした。この場合どうすればよいでしょうか?」
- 無理に志望動機を書いて見栄えの悪い履歴書になってしまうのであれば、面接時に履歴書の志望動機欄がなかったことを伝えて、自分の口で志望動機を伝えれば問題ありません。
基本的に面接では志望動機が問われるため、履歴書にないのであれば無理に書かなくて良いでしょう。
しかし、それでは不安な場合や書類選考から始まる場合には、志望動機欄がある履歴書を買い直すことをおすすめします。
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バイトの志望動機がない時の作成方法
なかには特別理由がなく応募したため、志望動機がないという方もいるでしょう。
しかし志望動機は、採用基準の中でも重要な基準のうちの一つです。
なぜなら、「長く働き続けてくれるか」「熱心に仕事に取り組んでくれるか」といった仕事への意欲に関わる点は、志望動機で判断されるからです。
志望動機がない場合には、働く目的と志望先を選んだ理由を考えることがポイントです。
多くの場合、何かの目的を持ってバイトをしていると考えられます。
目的は「お金を稼ぎたい」「大学に入りバイトするのが当たり前だと思ったから」と、極端に言えばなんでも問題ありません。
しかし、その目的を純粋に伝えてしまうと意欲が感じられないため、「目的のためにお金を貯めたい」「生活費の足しにしたい」「社会経験やスキルを身につけたい」などのように具体的に意欲をアピールできるようにすることがポイントです。
そして数あるバイト先の中から志望先を選んだ理由を明確に伝えることで、意欲的に働きたいとアピールできる志望動機が作成できます。
バイトしようと思い立った時点で、志望動機がないということはないため、今一度自分がバイトしようと思った目的・理由を振り返ってみてください。 -
バイトの志望動機の書き方・伝え方
【履歴書での志望動機の書き方】
履歴書の志望動機欄は、そこまでスペースが大きくありません。
短すぎると意欲が感じられず、長すぎてもわかりにくい志望動機になってしまいます。
そのため、履歴書には「志望した理由」「志望先を選んだ理由」「志望先で活かせるスキル・強み」を軸として、200〜300文字を目安に志望動機をまとめることがポイントです。
そして文字は読みやすいよう丁寧に、誤字脱字なく書くことが基本です。
【面接での志望動機の伝え方】
面接で伝える志望動機は、履歴書と内容に違いがないようにすることがポイントです。
採用側は履歴書に書いてある志望動機を把握していますが、再確認の意味も込めて面接でも志望動機を問います。
また志望動機を深掘りする意図もあるため、履歴書との内容から逸れないよう気をつけましょう。
そして面接で伝える志望動機は履歴書の内容を丸暗記したものでなく、言い回しを変えたり、内容を補足したりして会話として不自然にならないように伝えることがポイントです。
話している内容や質問の回答が二転三転しないよう、志望動機の軸はしっかりと固めておきましょう。
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