主婦(夫)パート・バイトにおすすめの仕事|志望動機や面接、103万円の壁とは
「家計の足しにしたい」「子育てが落ち着いて社会に出たい」など、さまざまな理由からパートを始める主婦(夫)も多くいます。
主婦(夫)がパートを始める際は、パート選びのポイントやおすすめの仕事を押さえ、家庭と両立しやすいパート先を見つけることが重要です。
さらに希望のパート先に採用されるための志望動機作成のポイントや面接対策、お金に関する103万円の壁についても把握しておくと安心でしょう。
今回は主婦(夫)がパートを選ぶ時のポイントからおすすめの仕事、志望動機や面接などさまざまな観点から主婦(夫)パートについて詳しくご紹介します。
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主婦(夫)がパートを選ぶ時のポイント
主婦(夫)が無理なく仕事を続けるためにも、パートを選ぶ際には以下ポイントをチェックしてみてください。
【自宅から通いやすいか】
自宅から通いやすいかは、パートを選ぶ上でも重要なポイントです。
通勤時間が節約できるだけでも、仕事や家庭にあてられる時間が増えます。
そして忙しい朝でもゆっくり職場に向かうことができ、疲れた仕事終わりもすぐに家に着けるだけで疲労が軽減します。
パート先によっては交通費の補助がない場合もあり、短時間勤務の場合、通勤に時間がかかってしまっては非効率といえます。
そして子供がいる場合、保育園や幼稚園から近い職場も何かと便利です。
【家庭と両立できるか】
体力的に負担の大きい仕事の場合、家事や育児にも支障が出てしまいます。
また仕事優先になりすぎてしまうと、家庭に影響が出てしまうことも。
主婦(夫)に理解のある職場か、パートするにあたり家族も家事や育児に協力してくれるかなど、あらかじめ両立できる環境であるかをチェックすることが大切です。
【未経験OK・主婦(夫)歓迎か】
未経験OKのパート先は研修制度や教育制度も充実しているため、初めての仕事でも無理なく覚えていけます。
特に年齢が上がると経験を重視する仕事もある中、未経験OKの仕事であれば安心して仕事に臨めます。
また主婦(夫)歓迎の職場であれば、家庭や育児と両立していることに理解があるため、精神的にも余裕を持ちながら働けます。
【シフトの融通が利くか】
家庭と両立する点にも関係しますが、自分や家族とのライフスタイルに合わせて無理なく働くには、シフトの融通が利くかが重要なポイントです。
まとまった休みは取りやすいか、緊急時に休むことが可能か、希望の曜日・時間で働けるかを面接などで事前にチェックする必要があります。
要望が多すぎると勤務先も困ってしまうため、あくまで必要な時に休みが取れるか、家庭との両立のため希望のシフトが通りやすいかをチェックしてみてください。
主婦(夫)のパートにおすすめの仕事
ここでは、主婦(夫)のパートにおすすめの6つの仕事をご紹介します。
【スーパー・小売店】
スーパーや小売店は店舗数が多いため、自宅近くで職場が探しやすい点でおすすめです。
特にスーパーはどの地域にも複数店舗あることが多く、短時間勤務の主婦(夫)さんも多い職場です。
仕事内容はレジ打ちが中心ですが、そのほかにも品出しや発注、清掃と特別難しい仕事はありません。
同じ主婦(夫)さんがいることで職場にも馴染みやすく、仕事終わりに買い物をして帰れるなど忙しい主婦(夫)にもぴったりです。
小売店の場合、ドラッグストアやディスカウントストアは、スーパーと似た感覚で働けます。
そのほか趣味の手芸用品店で働く、知り合いの小売店で働くなど、小売店はさまざまな観点から職場が選びやすいといえます。
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【飲食店】
飲食店の中でも大型のファミレスチェーン店はシフトの融通が利きやすい職場も多く、主婦(夫)におすすめです。
ファミレスやファストフード店、カフェの中には複数の勤務時間からシフトが選べる職場も多く、希望の曜日・時間帯が選びやすい点で家庭と両立しやすいといえます。
仕事は接客やオーダー、配膳や会計をするホールスタッフ、または調理や皿洗いのキッチンスタッフに分かれます。
「未経験OK」「主婦(夫)歓迎」の職場も多いため、初めてのパート先としてもおすすめです。
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【コールセンター】
コールセンターは時給が高く、パートの中でも稼ぎやすいとして人気の仕事です。
コールセンター業務にはお客様からの電話を受ける「インバウンド」と、お客様に営業や調査の電話をかける「アウトバウンド」の2種類の仕事があります。
コールセンターは一般的にマニュアルが完備されているため未経験でも働きやすく、オフィスで働くことから体力的負担が少ない点が特徴です。
シフト制なのでパートとしても働きやすく、オフィスワークをしたい方にはおすすめです。
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【受付】
クリニックや塾、オフィスやジムなど、さまざまな施設に受付の仕事があります。
基本的に座り仕事であり、特別な資格やスキルなく働けることから主婦(夫)のパートにもおすすめ。
体力的負担はないため、人と接することが好きな方であれば長期的に安定して働ける仕事です。
9時や10時などやや遅めの時間帯に開店する施設であれば、朝もゆったりと出勤できます。
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【事務職】
基本的なPCスキルがある主婦(夫)であれば、事務職もおすすめの仕事です。
ひとくちに事務職といっても一般的な事務から、専門的なスキルが必要な医療事務や介護事務などさまざまな事務職があります。
なかでも企業や事務所に勤める一般事務職は主な仕事内容がデータ入力や文書作成であるため、基本的なPCスキルがあれば未経験でも始めやすい事務職です。
デスクワークで体力的負担も少なく、女性が多い職種である点で育児と両立したい方にもおすすめです。
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【軽作業】
軽作業は、梱包や仕分け、検品など初心者・未経験者でも比較的簡単にできる仕事です。
仕事自体は難しくなく、マニュアルが完備されている職場も多いため、未経験で無理なく働きたい場合におすすめです。
人と必要以上に接する必要がなく、接客もないため黙々と作業に集中できます。
仕事内容によっては体力が必要ですが、シフトの融通が利きやすいため家庭と両立して働くには最適です。
軽作業は短期パートの募集も多いため、まずは試しに働いてみるのも良いでしょう。
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すぐ辞めると思わせない!主婦(夫)パートの志望動機作成のポイントと例文
パートを採用するにあたり、採用担当者や店長が重視している点は「長く働いてくれるか」です。
ここでは、主婦(夫)パートの志望動機作成のポイントと例文をみていきます。
【志望動機作成のポイント】
主婦(夫)がパートを選ぶポイントは「自宅からの通いやすさ」や「休みの取りやすさ」などの条件面が多いでしょう。
しかし志望動機でこの点を正直に伝えるだけでは、意欲の感じられない志望動機となってしまいます。
採用担当者や店長は、「数ある職場の中でなぜうちで働きたいのか」「すぐに辞めず、長く働いてくれる人か」という点を志望動機からチェックしています。
そのため「働く目的」や「その仕事で活かせる自分のスキルや経験」「その職場を選んだ理由」を軸に、志望動機を作成することがポイントです。
【志望動機の例文】
・主婦(夫)パートの志望動機例文①
子育てが落ち着き、また社会との関わりを持ちたいと思いパートを始めようと決意しました。
人と接することが好きで、コミュニケーションを取ることも得意であるため、受付の仕事は自分の適性に合っていると自負しております。
何度がお店を利用した際、受付の方の印象がよかったため、こちらでご指導を受けたいと思いこの度志望いたしました。
・主婦(夫)パートの志望動機例文②
子供の将来の学費の足しにできるよう、家計を支えるためにパートを始めたく仕事を探していたところ御社の求人を見つけました。
基本的なPC操作は問題なく、丁寧かつ正確に作業を進めていくことが得意であるため、この度事務職を志望いたしました。
御社は教育制度も整っているかと存じますので、いち早く仕事を覚えて貢献できるよう頑張りたいと思います。
主婦パートのアルバイト体験談
主婦(夫)のパート・バイト体験談|働いて良かったこと
(40代 女性)
いくら頑張っても賃金が発生しない家事とは異なり、自分の労働に対してお金が支払われることが嬉しかったです。
またパート仲間とちょっとした会話をしたり、仕事を通して仲間意識が生まれるなど、家族以外の人と関われたのも新鮮で楽しかったです。
主婦(夫)のパート・バイト体験談|働いて良かったこと
(40代 女性)
大手スーパーでパートをしていましたが、従業員割引でお得に買い物できた点はよかったです。
またスタッフは主婦がほとんどだったので、お互いに配慮し合えるのが助かりました。
行事や子供の病気などを優先し、休みを譲り合うようにシフトが組めたので働きやすかったです。
主婦(夫)のパート・バイト体験談|働いて大変だったこと
(30代 女性)
カフェのランチ時間にパートをしていました。
仕事自体は単純作業だったのですが、メニューが覚えられずに苦労しました。
またランチ時なので週の半分は激混みで、短時間勤務といえど体力の消耗がすごかったです。
よくある質問
- 「主婦(夫)パート・バイトで平日のみは難しいですか?」
- 主婦(夫)が平日のみパートで働くのは職場によっては難しいですが、無理ではありません。
平日だけの勤務が難しいのはその職場のスタッフ事情によるものであり、逆にいえば土日シフトに入れるスタッフが多い職場であれば平日のみの勤務でも問題ないでしょう。
そのためどうしても平日のみ働きたい場合は、面接時に平日のみの勤務で問題ないかを確認してみましょう。
またオープニングスタッフであれば、シフトの希望が通りやすい傾向にあります。
そのため、オープニングスタッフの求人を探してみるのも1つの方法です。
オープニングスタッフのバイト・パート求人を探す - 「主婦(夫)パート・バイトの面接の服装を教えてください。」
- パート面接の服装で失敗したくない場合は、無難にスーツがおすすめです。
パートの面接だからとカジュアルな服装である必要はないため、服装に迷った時はスーツを選んでみてください。
反対にスーツを持っていない場合、女性はオフィスカジュアルを、男性はビジネスカジュアルの服装を意識してみてください。
そしてスーツであれ私服であれ、最も重要なのは清潔感です。
服にシワやシミがないか、靴は汚れていないかを事前にしっかりとチェックしましょう。
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主婦(夫)パート・バイト面接でよく聞かれる質問集
下記は、主婦(夫)のパート面接でよく聞かれる質問です。
・志望動機を教えてください
・今までどんな仕事をしてきましたか
・長所と短所を教えてください
・いつから働けますか
・出勤できる曜日や希望の時間帯を教えてください
・残業は可能ですか
・お子さんが病気の時に預けられる人はいますか
・急なシフト変更の対応は可能ですか
・家族はパートすることに賛成していますか
・過去にしてきたパートを辞めた理由を教えてください など
志望動機や長所・短所、自己PRなどの基本的な面接での質問に加え、シフトや子供に関する質問が多い点は主婦(夫)パート面接の特徴です。
上記質問内容を参考にあらかじめ回答を用意しておくことで、面接本番にしっかりと伝えることができます。
特にシフトや子供に関する質問は嘘偽りなく答えることで、採用後に考慮してくれる場合もあります。 -
主婦(夫)パート・バイトは確定申告が必要?103万円の壁とは?
結論、主婦(夫)のパートでは、確定申告は不要です。
そもそも103万円までの年収であれば所得税がかからないため、原則として確定申告をする必要がありません。
反対に103万円を超えると所得税がかかってしまい、給料から所得税が天引きされます。
確定申告とは所得税を支払うための作業であるため、給料から所得税が天引きされているのであれば確定申告は不要です。(この場合、勤め先での年末調整が発生するでしょう)
一方、複数のパートを掛け持ちしている、副業で収入があるなどしてパート以外の収入を加算して年収が103万円を超える、かつパート以外での収入が年20万円を超えた場合は、確定申告が必要となります。
ただし、パート以外の収入を足しても103万円を超えなければ、掛け持ちや副業をしていても確定申告は不要です。
103万円を超えなければ所得税がかからず、確定申告が必要ないことから「103万円の壁」と呼ばれています。 -
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