CADオペレーターのバイト・パート求人

現段階で、CADオペレーターになるための国家資格や必須資格はありません。
ただ、CAD オペレーターとしてバイト・就職・転職に有利なルートが2つあります。

・CADに特化した学科のある専門学校に通う
ネットワークの普及とともに、CADを学べる学科を設ける専門学校が増えました。
製図やCADの基礎知識から応用、幅広いスキルを学べるので専門学校卒という経歴があれば、働く上でプラスになります。

・四年制大学の建築系学科に通う
大学にもよりますが、建築系学科の中で設計図や製図を学びながらCADについて学べるところもあります。
CADに関わる知識を習得でき、モノづくりとCADがどのように関わっているのかも明確になるでしょう。

ただし、建築系学科の中でもCADに力を入れていない大学もあるので、進路を選ぶ際に学べる内容を詳しく調べる必要があります。

CADオペレーターはモノづくりの土台部分で必要とされる職種なので、さまざまな業界で必要とされています。
土木・建築などの建設関連会社をはじめ、電子部品メーカーや家電メーカーなどの製造業、デザイン関連会社などが挙げられます。
活躍できる業界は多岐にわたるため、バイト求人自体を見つけるのは難しくありません。

求人には正社員だけでなく、バイト・パートタイムや派遣社員など、さまざまな雇用形態があります。
またCADオペレーター専門の派遣会社もあり、女性の場合では妊娠・出産を経て復職するケースも珍しくありません。

会社や企業でCADオペレーターの経験を積んだ後は、フリーランスや個人事業主として働くことも可能です。
フリーランスの場合、過去働いていた会社とのフリーランス契約やクラウドソーシングで仕事を探すのが一般的です。

CADオペレーターが使用するソフトや環境、技術などは次々に新しいものが生まれ、情報更新されていきます。
働き続けるために対応力が求められます。その分、学び続けることで性別や年齢関係なく働き続けやすい職業だと言えます。

CAD オペレーターには必須資格や試験がなく、高卒で未経験でもバイト・就職・転職できる可能性はあります。
未経験では次のような対策をしてスキルアップを図っておきましょう。

・CADの基本知識や専門スキルを身につける
・独学でCADソフトの使い方を学ぶ

CADソフトは高額なものもあれば、無料(フリー)で使えるものも出ているので、独学でも学べる部分はたくさんあります。

現段階では、CADオペレーターになるために必須とされる資格はありません。
先ほども説明したように、未経験でもトライできる職業ではあります。
ただ、CADを操れる専門知識とスキルを身につけておけば即戦力として採用されやすくなります。
求人募集の応募資格欄に未経験歓迎、経験者歓迎等と記載がある場合が多いので、よくチェックしてみるといいでしょう。

CADオペレーターになるために取得しておくべきものでは、次のようなものがあります。

【資格】
・2次元CAD利用技術者
・3次元CAD利用技術者
・建築CAD検定

【採用試験で有利になる経験】
・2次元、3次元CADの使用経験
・図面の読み方や設計・製図に関する知識
・様々なCADソフトの使用経験
・Word、Excel、PowerPointの基本的知識と使用経験

資格を取得したり実績を積んだりすることで、履歴書に記載できることも増えます。