フォークリフトのバイトはきつい？未経験可？時給や楽な点を解説

フォークリフトバイトの主な仕事内容は、倉庫内の荷物の運搬です。
トラックへの荷物の積み込みや荷下ろし、移動をはじめ、倉庫内にある人の手では運べない重量・大きさのある荷物や高所にある荷物の運搬を行ないます。
倉庫以外の現場であれば、イベント会場で機材を運んだり、建設現場で資材を運搬したりとさまざまです。
フォークリフトの運転操作以外では、パレットの積み上げや荷物の検品、仕分けや梱包となどがあります。
また、フォークリフトを安全に操作するための点検や整備も大切な仕事の一つです。

一方、フォークリフト要員として採用されても、職場によって担当する作業範囲はさまざまです。
あらかじめ求人内容を確認し、どのような作業なのかを把握しましょう。

フォークリフトのバイト求人を探す

フォークリフトバイトは時給1,000〜1,200円ほどが相場となるため、比較的時給水準の高いバイトです。
派遣になるとさらに時給は上がり、1,300円以上となる求人も見られます。
求人によっては資格手当がつくことで、時給1,500円以上となることもあります。
バイトのような非正規雇用でも、シフト数によっては正社員並みに稼げる点がフォークリフトバイトの魅力です。
もちろん、地域によって時給に差がある点は押さえておきましょう。


【夜勤はさらに時給アップ】
倉庫や工場など、現場によっては24時間稼働している場合があります。
このような現場であれば、夜勤に入ることも可能です。
夜勤は25%手当がつくため、さらに高時給で働くことができます。
少ない出勤で効率的に稼ぎたいという場合には、夜勤のフォークリフトバイトがおすすめです。

フォークリフトバイトは「きつい」との声が聞かれることもあります。
ここでは、どういった点でフォークリフトバイトがきついと言われるのかを紹介します。

【単純作業の繰り返し】
フォークリフトバイトの作業内容は、基本的に荷物の積み込み・荷下ろし・運搬の繰り返しです。
仕事に慣れるまでは新鮮さがありますが、慣れてしまうと日々同じ作業の繰り返しで飽きてしまうこともあります。
この点はフォークリフトを含む、倉庫内作業バイト全般に共通することが多いポイントです。

【職場環境に差がある】
倉庫や工場、建設現場など、職場によって空調設備がない点はフォークリフトバイトがきついと言われる点です。
猛暑のなか屋外で作業することもあれば、倉庫によっては氷点下の環境で作業することもあります。
事前に求人内容を確認し、職場環境について調べておくのがおすすめです。

【荷物の扱いが大変】
フォークリフトが扱う荷物のなかには、貴重品や割れ物など扱いが難しいものもあります。
これらは出荷されてお客さまの元へ運ばれるものであるため、運搬時の破損は厳禁です。
大きな車体を操作して荷物を扱うため、緊張感を持って仕事に取り組まなければなりません。

【事故のリスクがある】
フォークリフトは事故の危険性もあり、操作ミスすることで大事故につながりかねません。
さらに重量がある荷物を扱うため、一つのミスが周囲の人を巻き込む大事故になることもありえます。
足場の悪い現場も多いため、常に細心の注意を払ってフォークリフトを操作することが必要です。

【残業になることもある】
渋滞などの関係でトラックの到着が遅れる場合、強制的に残業となるケースもあります。
最終目的は荷物の出荷であるため、トラックが遅れてしまうと残業を余儀なくされます。
逆に考えると、時間通りに作業できれば基本的に残業がなく、ノルマなどもないので精神的に余裕を持って仕事に取り組めます。