ホテルバイトを徹底調査！きついって本当？おすすめの求人内容や面接・志望動機の対策も紹介

ホテルは24時間営業であるため、幅広い勤務時間が選択できる点が特徴です。
一般的には早番・遅番の二交代制、または中番を含めた三交代のシフトになります。
まずは、代表的なホテルバイトの仕事内容を職種別にご紹介します。

【フロント（受付）】
ホテルの顔として、お客様対応するのがフロントです。
主な仕事内容は宿泊の受付や鍵の受け渡し、館内の説明やチェックアウト時の清算、電話対応などです。
ホテルバイトの中でも第一線でお客様対応するため、正しい接客マナーや言葉遣いが身に付きます。
クレーム対応や外国人との会話、電話対応と仕事内容の難易度は高いですが、それ以上にやりがいと身に付くスキルの多いポジションです。

【客室清掃】
客室清掃は、チェックアウト後のお部屋を清掃します。
ベッドメイクやタオルなどのリネン交換、ゴミ回収などを行い、次のお客様が気持ちよくお部屋を利用できるよう元の状態に戻します。
次のチェックイン時間までの限られた時間の中でいくつもの客室を清掃しなければならず忙しい仕事ですが、目に見える成果があるため達成感も大きい点が魅力です。
接客をすることがなく、1人で黙々と作業に集中できるため、接客でないバイトがしたい方におすすめです。

【レストラン】
ホテル内にレストラン施設がある場合、レストランでのホール・キッチンのバイトもあります。
一般的なレストランよりも作法を重んじるレストランが多いため、食事マナーや礼儀作法、言葉遣いなどが身につきます。
朝食・ランチ・ディナーと区切ってバイトを募集している場合もあるため、学生でも隙間時間で働きやすい点が特徴です。
そして宴会ができる規模のレストランがある場合、結婚式や企業イベントなどで接客対応や配膳を行うこともあります。

【ホテルバイトのメリット】

・時給が高い
・バイレベルな接客スキルやマナーが身に付く
・やりがいが大きい

ホテルバイトは時給1,000円以上の求人が多く、夜勤に入るとそこからさらに25%増しです。
ベース時給の高い都内や都市部のホテルで夜勤に入ると、時給2,000円近くになることもあります。
その分任される仕事量が多かったり、ハイレベルな接客を求められたりと大変な点も多いですが、お金を稼ぎながらスキルが身につけられる点は大きなメリットです。
将来的に接客業に就きたい大学生は、ホテルバイトの経験をアピールすると就活で有利になることもあります。
そしてホテルは日々多くのお客様と接する仕事であるため、直接「ありがとう」と言われる機会も多くやりがいも感じられます。
とにかく稼ぎたい、将来のためにハイレベルな接客スキルを身につけたいなどする場合、ホテルバイトがおすすめです。

【ホテルバイトのデメリット】

・覚えることが多い
・体力が必要
・語学力が求められる

職種にもよりますが、ホテルバイトは覚えることが多く仕事に慣れるまでは大変です。
お客様からすると、バイトであってもホテルに詳しいいちスタッフです。
館内のことだけでなく、周辺施設について聞かれることもあるため、あらゆる設備・環境を把握しておく必要があります。
そして清掃やレストランスタッフは、体力が必要な職種です。
館内を歩き回ったり、重いお皿を何往復も運んだりと、体力勝負の仕事が多くあります。
そして、ホテルは外国人観光客やビジネスマンも多く宿泊するため、時に語学力が求められます。
語学力がないからと不採用になることはありませんが、学ぶ姿勢を持つことが必要です。

接客業であるため時にはクレームや理不尽な対応をしなければならない、仕事量が多い中で臨機応変に対応しなければならないなど、ホテルバイトは楽な仕事とはいえません。
ホテルによっては拘束時間や労働時間が長く、給料に見合わないと感じてしまうこともあるようです。
しかし仕事がきつい分、身につけられるスキルも多く、やりがいも大きい仕事です。
厳しい環境で自分を成長させたい、将来ホテル業界へ就職したいなど目標がある方は、バイトでスキル・経験を培っておくと将来に役立ちます。