引越しバイトの仕事内容を徹底解説！1日の流れや引越しバイトの体験談

引越しバイトでは、主に運搬業務と梱包業務の2種類に担当が分かれる場合が多いです。
どのような業務になるのか、みていきましょう。

【運搬作業】
運搬業務はお客さんの荷物を引越し元からの運び出しや引越し先への運び入れを行う作業です。
1人で運べる荷物もあれば、大きな家電製品など複数人で協力して運び出します荷物もあり、体力が必要です。
また、重い荷物を運ぶ際は協力作業が多いためチームワークが重要な業務でしょう。

【梱包作業】
梱包作業はお客様の荷物の梱包や、荷物の運び出し運び入れの際の通路に保護シートを貼るなど運搬担当のサポートも行う作業で、比較的力に自信のない人でもやりやすい業務です。
重いものを運ぶ機会は少ないですが、運搬担当がスムーズに作業が進められるよう現場の保護や梱包を進める必要があるため、スピーディな対応が求められます。

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引越しバイトの1日はどのようなスケジュールになっているのでしょうか。
1日の流れをみていきましょう。

【準備作業】
引越しセンターに集合し、その日の作業の準備を行っていきます。
着替えや点呼を行い、チームに分かれ朝礼と1日のスケジュールの確認が行い、必要な備品をトラックに積み現場へ向かいます。
トラックは基本的に3人乗りになるため、必要人数によっては事前に住所教えてもらい現地集合する場合もあるでしょう。

【養生作業】
現場に到着したら、梱包担当が床や壁、運び出す荷物を傷つけないように保護シートで養生を行う作業です。
引越し元の部屋だけでなく、部屋までの廊下やエレベーターを使用する際はエレベーターも、荷物の運び出しで通る通路はすべて保護する必要があります。

【荷物の搬出】
運搬担当が荷物の運び出しを行います。
梱包担当は箱に入らない家電製品等の梱包を行い、梱包が完了した荷物から順に運搬担当が運び出します。
トラックに運び出しの際の出しやすさや、移動時の揺れを考慮した配置で詰めていく必要があるでしょう。

【引越し先へ移動】
トラックに乗ってきたメンバーで引越し先への移動を行います。
その他メンバーは現地で解散し、引越し先でも必要人数が多い場合は、引越し先付近の同じ引越し会社で勤務しているメンバーを加えて作業する場合もあります。
また、移動が長距離の場合は、時間を活用して昼食等を済ますことが多いです。

【荷物の搬入】
引越し先での荷物の運び入れ作業です。
引越し元での運び出しの際と同様、通路全体を保護シートで養生し作業を行います。
全ての運び入れが完了し、保護シートの撤去が完了したところで1件目の案件が終了します。
繁忙期の場合は、これを1日2～3件こなすことになるでしょう。

引越しバイトは「キツいだけ」「やめといたほうがいい」といわれることが多いです。
なぜ、そういわれるのでしょうか。
引越しバイトは荷物を運ぶ作業がメインになる肉体労働のため、体力が必要です。
現場によっては、何階もある階段の昇り降りを繰り返す必要があり、基本的に屋根のないところでの作業が多いため、夏場の日差しや雨の日など天候の影響を直接受けてしまいます。
繁忙期は天候関係なくタイトなスケジュールをこなす必要があるため、さらに体力的に厳しい状況でしょう。
また、現場ではお客さんの前で荷物を運ぶため、傷をつけたり接客で粗相の無いよう気を張る必要があります。
以上のように、体力的な部分と精神的な部分で大変なことがあるのが、キツいといわれる原因になるのでしょう。