高校生バイトの面接対策まとめ！志望動機や自己PR、よく聞かれる質問

【面接の時間は厳守】
時間を守ることはバイトに限らず、学校生活や社会に出てからも重要なマナーです。
バイトと言えど、いち社会人として働くことに変わりはなく、時間を守ることは働く上での信頼関係構築にも重要なポイントとなります。

【面接での言葉遣い】
面接では、言葉遣いがその人の印象を大きく左右します。
高校生のバイトは接客業が選択肢に入ることも多く、お客さまの前に立つことを考えると基本的な言葉遣いができているかは重要なポイントです。


高校生であるため完璧に敬語を使いこなせていなくてもマイナス評価にはなりませんが、普段親や友達と話すような砕けた話し方はNGです。
下記で紹介する面接で使うことの多いワードの丁寧な言い回しを押さえてみてください。

・自分のこと：「私」「僕」
・相手のこと：「御社（おんしゃ）」「こちらのお店・職場」「◯◯さん」
・返事：「はい」
・了解するとき：「かしこまりました」「問題ありません」「承知しました」
・了解できないとき：「〜できかねます」「〜いたしかねます」「難しいです」

語尾は「です」「ます」を基本として話せば問題ありません。
事前に面接場面を想定し、不安な言葉遣いやわからない言い回しがあれば、調べておくと当日スムーズに会話できます。
また、明るくハキハキと受け答えすることが重要です。

【指定がなければ制服でOK】
指定がない場合、制服を着ていけば失敗することはありません。
ただし制服は着崩さず、正しく着こなしましょう。
シワやシミがないかも確認し、暑くなければジャケットも着用していくとベストです。

制服がない高校の場合は、清潔感を重視した服装を選びましょう。
派手な柄物やデニム、露出を避けた服装であれば問題ありません。
スカートは膝が隠れるくらいの長さを意識し、男女ともにズボンの場合は黒スキニーパンツやチノパンがおすすめです。

【面接時の身だしなみについて】
身だしなみは、清潔感を重視することがポイントです。
服はシワやシミがないかを確認し、靴も汚れがないようにしましょう。
髪型は前髪が目にかからないようにし、女性の長髪は結んでまとめてください。
また校則で髪色が自由であっても、バイトでは明るい髪色が禁止されていることが多い点は要注意です。
特に飲食系のバイトですと髪には厳しいため、面接段階で注意されないよう気をつけましょう。

【面接時のメイクについて】
社会に出ると、ノーメイクは注意されることもあります。
しかし校則でメイクを禁止されることも多い高校生は、面接でメイクをすべきか否かは判断が難しいところです。

高校生バイトの面接でのメイクは面接官やバイト先の考え方にもよりますが、できるだけメイクをしない方が好印象を持たれる可能性は高いといえます。
ノーメイクに抵抗がある方は、顔色や血色を良くする程度のナチュラルメイクであれば問題ありません。
カラコンやラメの多いアイシャドウなど、遊びに行くときのようなメイクは避けた方がよいでしょう。

面接当日は、前述したように5分前に面接場所に到着するようにしましょう。
お店に着いたら近くのスタッフに、
「本日○時からのバイトの面接でうかがいました○○です。
担当の○○さんはいらっしゃいますか？」と声を掛けます。
待っている間はスマホなどを触らずに、呼ばれたら返事をして面接場所に進みましょう。
案内された後は挨拶と自己紹介を忘れずに。
「本日はよろしくお願いいたします。」と伝えると好印象です。

【当日面接に行けなくなった場合】
当日何らかの事情でどうしても面接に行けなくなった場合、行けないとわかった時点で連絡しましょう。
最近は電話を苦手とする高校生も増えていますが、当日キャンセルなど急遽の連絡は電話で伝えるのが常識です。

電話ではキャンセルと謝罪だけでなく、日時変更もお願いしましょう。
もし面接担当者が電話に出られなかった場合は要件の伝言をお願いし、担当者が戻る時間を聞いて改めて連絡します。
折り返しを申し出くれた場合は感謝の言葉を伝え、折り返しを待ちましょう。